車を買う手順とは?現役金融マンが解説(車を決めてからローンを組むまで)
「車が欲しいんだけど、買う手順が分からない・・・それに、まとまったお金がないから併せてローンも組みたいと思ってる。手順を教えて!」
こんなお悩みにお答えします。
私は、いま金融機関で働いている20代で、毎日お客様からお金の相談を受け付けています。
その中で、車が欲しいんだけどどんな流れになるの?という質問をよく聞きますし、それに何度も答え、導いてきた実績があります。
ですので、本文を読み終えると、車を決めてからローンを組むまでの流れがよく分かること間違いなしです!
早速まいりましょう。
1.車を決める
まず初めに自分自身がどの車が欲しいのか決めなければなりません。
買う車を決める際には、金額、見た目、走行距離、新車なのか中古車なのか等、自分の現状に照らし合わせて慎重に決めてください。
あまりに勢いで決めてしまうと、金額が高くなりすぎたり、買った後に、なんか思ったのと違うなといった状況になり兼ねません。
車は大きな買い物です。
短い人でも5年、長いと10年以上乗り続ける車ですから、時間をかけてでも自分にとって最良の車を選ぶ努力を惜しまないでください。
2.いつ買うか決める
自分の欲しい車が決まったらそれがいつまでにほしいか決めてください。
つまり「納車がいつになるかをはっきりさせる」のです。
車種によっては、人気が高く、1年待たされるなんてこともザラです。4月から車が必要なのに乗れるようになるのが、6月では意味がありません。
ですので、気に入った車を見つけて買いたいと思った時にはすぐに車屋さんに足を運ぶか、ネット販売をしているディーラーに申し込んで、欲しい車がいつ手に入りそうかを調べるようにしてください。
もしも必要な時期に車が手に入りそうになければ、一度出した注文をキャンセルしてよいです。
お金をまだ払ったわけではありませんし、車が手元にあるわけでもないので、何の罪悪感も持つ必要はありません。
車を売る側にしてみれば、売れれば売れるほどありがたいのです。
ですから、「いついつまでに車が届かないのであれば、別の車屋さんで探します。」
といえば、ディーラーとしても売りたいために、車の納期を早めようと努力します。
3.ローンに申し込む
ほしい車と、必要な時期が決まったら、ローンを申し込みましょう。
ローンを借りるときにはまず必要なお金、支払う期間を決めましょう。
必要なお金は車代金から自分で用意する自己資金をひいた分。
支払う期間は車に乗る予定の年数と同じ期間でローンを設定するのが一般的です。
そして、1番重要なのはローンを借りる際の金利です。
金利は借りるお金とは別に支払うお金ですから少なければ少ないほど良いです。
まずは、ディーラーではなく金融機関で取りあつかっているカーローンを選びましょう。
ディーラーで借りられるローンは金利が高く、3%~5%の範囲で設定されることが多いです。
一方、金融機関で扱っているのは1%~2.5%の範囲で金利が設定されます。
期間と必要なお金にもよりますが、この金利の差は支払う総額に数万円の違いを与えます。せっかく支払うならより安い方が良いですよね。
ローンを組む金融機関を決めたら、あとは審査に通ってお金を借りて、車代を支払うだけです。
この手順通りに進めれば、ついにあなたの手元に車を手に入れることができます!
まとめ
車は家に続いて、人生における大きな出費の代表です。ただし、その分みなさんの人生をより豊かにしてくれるものでもあります。
人生を一緒に過ごしていくパートナー選びですからじっくり考えて、決めていきましょう。
そして、車選びと同じくらいカーローン選びも大事になってきます。車を買う流れをざっと覚えたら、次はカーローン選びのパートに入っていきます。ここは次回以降でわかりやすく解説しますので、お楽しみに!
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