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まだ間に合う!利上げとは?わかりやすく解説!

最近「FRBが3月から利上げを〜」「日銀は利上げを見送り〜」など利上げに関するニュースってよく目にするようになりましたよね?
でも正直に言って「利上げってなに?」「利上げするとどんなことが起きるの?」「利上げっていいこと?悪いこと?」というように、利上げについて理解できていない方が多いんじゃないでしょうか。
安心してください!今から利上げについて理解できれば、あなたはまだ間に合います!現役金融マンの私がわかりやすく解説しますので、最後までお付き合いください。

この記事は以下のような人におすすめ!
・利上げについて知りたい!
・利上げと株価・為替の関係が知りたい!

利上げとは


利上げとは各国の中央銀行が政策金利を引き上げることをいいます。
政策金利とは、各国の金融政策において調整される金利のことです。
日本では日本銀行、アメリカではFRB(連邦準備制度理事会)が政策金利の調整をしています。

利上げする理由


それでは、なぜ各国の中央銀行は利上げするのでしょうか。
理由は、景気の過熱を抑えるためです。政策金利を引き上げることで、企業が資金調達する際の借り入れ金利が上昇します。また、個人でいうと住宅ローンの金利が上昇するため、返済しなければならない金利が増えます。企業にしろ、個人にしろ返す金利が多ければ負担が増えます。ですので、利上げをすると、なるべく借りるお金を少なくしようとする動きがみられるようになります。借りるお金が少なくなると、企業・個人ともに消費するお金も少なくなります。
中央銀行の狙いはこれです。経済全体で消費が活発になり過ぎないように、利上げを行うことで消費を抑え、景気の過熱を抑えることが出来ます。

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利上げによる株価への影響


利上げは株価へ大きな影響をもたらします。(詳しく解説した記事はこちら
先ほど述べたように、利上げをすると、企業・個人の消費するお金が減少します。ですので、企業は売上、利益を成長させづらくなります。株価は企業の業績によって左右されますので、利上げにより売上・利益が上がりにくくなると、株価にとって逆風になるとみられます。
一方で、利上げの影響をあまり受けない企業。つまり手元に大量の現金があり、借金をする必要のない企業の株価は上昇する傾向にあります。
各国の中央銀行が利上げをすると発表したときには、自分が持っている企業が利上げに強いのか慎重に見極める必要があります。

利上げによる為替への影響


利上げは為替にも大きな影響を与えます。
ある国が利上げを行うと発表すると、投資家はより金利をたくさん貰える国の通貨を保有しようと動きますので、その国の通貨高・円安になります。例えば、本記事執筆時点でいうと、アメリカが利上げを3月から始める予定ですが、日本の金利は据え置きです。つまり、円を保有している投資家はより金利の高い米ドルへ資金を移す可能性が高くなるということです。これにより米ドル高・円安に動きやすくなります。
為替は、利上げの影響を大きく受けます。為替取引をしようと思っているかたは、各国の中央銀行の政策金利がどうなっていくのかに注目してくださいね。

まとめ

利上げと株価・為替の関係は理解できましたか?
本記事を最後まで読んだあなたは、利上げが悪いことばかりではないことを理解できたはずです。
利上げのニュースで世間が混乱している中、本記事で学んだことを活かして、着々と資産を増やしていってください!
最後にまとめると

利上げとは各国の中央銀行が政策金利を引き上げること
利上げする理由
・景気の過熱を抑えるため
・消費を抑えるため
株価への影響
・利上げが株価へ逆風となる
・借金をしない企業の株価には追い風になる
為替への影響
・米ドル高・円安に動きやすくなる
・為替は利上げの影響を大きく受けるため注目

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